「停電は何かのサインかも」と陣内が暴走、ソニンは涙……

　ダンスを愛する4人の女の子たちが、困難に遭いながらも夢に向かって奮闘する姿を描いた『バックダンサーズ！』の完成披露試写会が開催され、主演の平山あや、hiro、ソニン、サエコのほか、陣内孝則ら主要メンバーと監督が舞台あいさつに登場した。

　中年バンドのロックミュージシャンを、味のある演技で演じきった陣内は「朝起きてトイレでこの映画のヒットを祈ったんです。そしたらそのとき……停電が起きたんです!!」と14日に首都圏を襲った大規模停電を引き合いに出した。陣内はこの出来事を神のお告げだと受け取ったようで「映画のお先真っ暗ってこと？　ちょっと不安です」と心配した表情を浮かべると、そのおちゃめな発言に会場中が爆笑した。

　主演の4人は、3か月以上もの間ダンスレッスンや撮影をともにしてきただけに、すっかり仲良しになったようで、口々に「この4人で良かった！」とお互いを称え合っていた。ソニンが言葉につまり涙ぐむとサエコがもらい泣きするなど、仲がいいだけでなく、本気で作品に取り組んだからこそ流せる涙を見ることができた感動的な舞台あいさつだった。

『バックダンサーズ！』は9月9日より全国公開。
『バックダンサーズ！』オフィシャルサイトb-dancers.jp