人気沸騰中!“魔性の男”癖が抜けないイ・ジュンギの中性的な魅力にクラクラ
韓国の観客動員数歴代ナンバーワンに輝き、韓国のアカデミー賞と呼ばれる大鐘賞で史上最多10部門を受賞した話題作『王の男』。朝鮮時代の宮廷を舞台に、絢爛(けんらん)豪華な映像と美しくも悲しい愛の物語が話題を呼んでいる。12月9日の公開に先駆け、主要キャストのカム・ウソン、イ・ジュンギ、チョン・ジニョンが来日記者会見を開催した。
“王を虜にした男”コンギル役にふんし、大ブレイクした美男のイ・ジュンギは「男性でも女性でもない中性的キャラなので、神秘性を大切に演じました。元々目力はあるので、女性らしい身のこなしや言葉を学ぶことに力を注ぎました」と同性である男を虜にする方法を教えてくれた。
イ・ジュンギは、会見の間も不思議にポッーと宙を見つめてみたり、何を考えているか分からない雰囲気をかもし出していた。カム・ウソンとチョン・ジニョンが話している最中に、色っぽく顔を寄せながら話を聞くなど、まだまだコンギル役が抜け切れていないよう。写真撮影では、得意の流し目を度々披露して取材陣を喜ばせていた。どうやら4か月もの間コンギル役を演じていたせいで、女性的な言葉使いや身のこなしが残ってしまっているようだった。
コンギルを守る兄的な役割を演じたカム・ウソンによれば、「イ・ジュンギの素顔は男っぽいキャラ。わたしは同性愛者ではないのでクラッとすることはなかったですが、唇はとてもきれいです(笑)。撮影中、接近し過ぎて唇がぶつかってしまったことがあるんですが……その衝撃が強すぎて唇を切ってしまい6針縫いました(笑)」と秘話が飛び出した。「きれいな花にはとげがる」のと同様に「きれいな唇にはとげがある」ようだ。ちなみに、その接近シーンは本編ではカットされている。
『王の男』は12月9日より新宿ガーデンシネマほかにて公開。
『王の男』オフィシャルサイトkingsman.jp