押切もえに挑む『プラダ~』のアン・ハサウェイいきなり転倒!
ファッション業界を舞台に、仕事と恋に奮闘するヒロインの姿をコミカルに描いた『プラダを着た悪魔』。ドジでキュートなヒロインにふんしたアン・ハサウェイが初来日し、来日記者会見に登場した。会見開始前には、ランウェイ(モデルが歩くステージ上の道)をモデルが歩き、ファッションショーさながらの華やかな演出で盛り上げた。
本作の宣伝用ポスターに、赤いハイヒールを履いた女性の足だけが描かれたバージョンがある。この足のモデルを務めたのが、カリスマモデルとして女性たちから圧倒的な支持を得ている押切もえだ。会見に花束嬢として参加した押切も、現役モデルの風格漂う見事なウォーキングを披露した。
それを見た主演のアン・ハサウェイは、押切に負けじとランウェイをかっ歩し始めた……が、いきなり転倒! 本日の主役がいきなり転んだことで、会場中は大騒ぎとなった。実はこれ、アン・ハサウェイ流の冗談。「わたしはモデルじゃないから、見ての通りウォーキングはできないの。押切さんの歩き方はとても魅力的でうらやましいわ」とおちゃめに語った。
初来日した生アン・ハサウェイは、大きな瞳を輝かせながらトレードマークのビッグスマイルを絶やさなかった。関係者が「彼女は本当にシャイなんです」と明かすように、写真撮影時には多くのレンズが向けられている状況に戸惑いを隠せない表情を見せていた。
そんな中、必死に記者からの質問に答えていたハサウェイは、会見終了直後「ひとこと言わせてください」と帰ろうとする取材陣を呼びとめた。「今日はわたしを招いてくださってありがとうございます。配給会社の20世紀FOXのみなさんに感謝します。取材陣のみなさんも朝早くからお越しいただいてありがとうございます。日本のみなさんは温かく親切で素晴らしいと思います」と改めて感謝の気持ちを述べた。ハサウェイの育ちの良さがうかがえる感動的なコメントに、会場からは自然と拍手が沸き起こった。
『プラダを着た悪魔』は11月18日より日比谷スカラ座ほかにて公開。
『プラダを着た悪魔』オフィシャルサイトmovies.foxjapan.com