長澤まさみ、妻夫木に近寄ったらヤケドする?
30日に初日を迎えた『涙そうそう』の舞台あいさつが日劇2にて行われ、土井裕泰監督、妻夫木聡、長澤まさみ、小泉今日子、麻生久美子が初回上映後に登壇した。
子どもからお年寄りまで幅広い年齢層で満員に埋まった客席からは、見終わった感動を表すような盛大で暖かな拍手が出演者に贈られた。
朝早くからの来場に感謝の言葉を述べたあと、妻夫木は仲良くなった沖縄のスタッフと毎晩飲み明かしていた逸話を披露。
監督は沖縄ロケがつい昨日のことのようだと、まだ映画が完成して手を離れたことを実感できないと感慨深げに語った。
妻夫木と共演した感想を求められた長澤は「すごく生きている感じがする俳優さんで温度を感じました。『近寄ったらやけどしちゃうぜっ!』みたいな…」と話すと妻夫木は「おれってそんなに古いイメージなんだ!?」と笑い、場内はなごやかな笑いに包まれた。
琉球衣装の女性たちから花束が渡されて終演の時間が近づくと、妻夫木が「人はひとりで生きているのではなくいろんな人に支えられて生きているということを忘れないでください」と、感極まってコメントすると、長澤も「今日はおうちに帰ったら大切な人にありがとうという気持ちを言葉に出して伝えてください」とこの映画にふさわしい言葉で締めくくった。
『涙そうそう』は全国東宝系にて公開中。『涙そうそう』
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