寝ぼけてた? 上野樹里&岩井俊二が痛恨のダブルボケ!
28日、初日を迎えた話題作『虹の女神 Rainbow Song』の舞台あいさつが、六本木・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、出演した市原隼人、上野樹里、酒井若菜、鈴木亜美、佐々木蔵之介、監督の熊澤尚人、プロデューサーを務めた岩井俊二が登壇。この模様は、TOHOシネマズ川崎、TOHOシネマズ高槻の両劇場に同時中継された。
キャスト、スタッフが舞台に上がったのは、終映直後。場内におなじみの“イッチー”という黄色い声援が飛ぶなか、主演の市原は「自分の心に残る、すごく好きな映画になった」と自信のコメント。映画を観終わった観客からは、あたたかな拍手が起こった。ところが、続く上野は、カン違いをしていたようで「とてもすてきな作品なので、ぜひ楽しんで観てください!」と大ボケアピール。共演者の佐々木蔵之介から、「もう、皆さん、観てはるの!」と即効でツッコミを入れられる一幕もあった。
これを越える大ボケ発言をしたのが、今作で、初めて自作以外のプロデュースを手がけた岩井俊二。この日、登壇ギリギリに会場入りしたという岩井は、原案・脚本を手がけた人気作家、桜井亜美のことを“鈴木亜美”と口走る痛恨のミス! これには、場内も一瞬ポカーン。その直後に、大爆笑が巻き起こったが、舞台上にいる当の鈴木亜美だけは、苦笑いを浮かべていた。
その鈴木は、映画初出演を果たし、本業の歌だけでなく演技にも開眼したようで「今後は、歌と演技を両立させたい」と抱負を語った。また、市原や上野の同級生を演じた酒井若菜は「もう26才なので、最後の大学生役になるはず。ぶっちぎりの年上なので、(若い共演者たちが)微笑ましかった」と6才年上の“お姉さん目線”で現場の様子を振り返っていた。
なお、この日、『虹の女神 Rainbow Song』が、「宮廷女官 チャングムの誓い」で知られる韓国3大ネットワーク局のひとつ、MBCでドラマ化されることも発表された。すでに、第11回釜山国際映画祭で高く評価された今作が、今後、さらに注目を集めそうだ。
『虹の女神 Rainbow Song』は、全国東宝系にて公開中
『虹の女神 Rainbow Song』公式サイト rainbowsong.jp