スティーヴン・ソダーバーグ、チェ・ゲバラの伝記映画の撮影を来年から開始
スティーヴン・ソダーバーグが、長年温めてきた企画であるアルゼンチンの革命指導者チェ・ゲバラの伝記映画の撮影を来年5月から開始することを明らかにした。撮影はメキシコや南アメリカの各地で行われる予定で、映画は2本の映画で構成され、セリフの多くはスペイン語だそうだ。ベニシオ・デル・トロがゲバラにふんし、ハヴィエル・バルデムとベンジャミン・ブラット、『ラン・ローラ・ラン』のフランカ・ポテンテが出演交渉中だ。1本目は『ザ・アルゼンチン』(原題)で、1956年にフィデル・カストロとゲバラが組織した革命軍がバティスタ政権を倒すまでを中心に描いていく。2本目は『ゲリラ』(原題)で、1964年にゲバラがニューヨークの国連総会でキューバ主席として演説したことから描かれていく。2本の映画とも脚本は『エラゴン/遺志を継ぐ者』のピーター・バックマンが手掛け、スペイン語への翻訳はデル・トロが手伝ったそうだ。