アレック・ボールドウィン、収録後のナレーションを撤回要求
アレック・ボールドウィンが、カリフォルニア州知事、アーノルド・シュワルツェネッガーの政治参入について取り上げたドキュメンタリー『ラニング・ウィズ・アーノルド』(原題)でナレーションを務めたが、後になってこのナレーションをはずすよう要求した。ボールドウィンは、自分のナレーションが、ナチスの政治集会のシーンに使われていることを知り、弁護士を通じて停止命令を要求。「シュワルツェネッガーの私的行動や政治活動を強調するためかもしれないが、彼はもっとフェアに取り上げられるべきだし、ナチスの集会シーンはやりすぎだ」と語っている。一方、このドキュメンタリーのプロデューサーは、ボールドウィンには内容を事前に見る時間が十分にあり、またこの映画はシュワルツェネッガーを糾弾するものではない、と反論している。