飯島愛「HIV感染は他人ごととは思えない」
3日、韓国映画『ユア・マイ・サンシャイン』が初日を迎え、上映館である日比谷・シャンテシネで、タレント、飯島愛によるトークイベントが開催された。実話をベースにした同作は、農村で暮らす純朴な男性が、周囲の反対を押し切って、HIVに感染したヒロインを一途に愛し続けるという感動作だ。
その情熱的なアプローチで、最初はストーカーに間違われてしまう主人公について、飯島は「愛されるのはうれしいんですけど、あそこまでアプローチされたら、わたしなら、最初の段階で、ダメかもしれない。もちろん、タイプの人ならすごくうれしいけど(笑)」と“ぶっちゃけ”トークを繰り広げながらも、「いろんな障害を乗り越えるからこそ、がんばれって応援したくなるし、感動できる」とコメント。この日、観客の年齢層が高めであることにも触れて、「皆さん、純愛ストーリーを見て、昔を思い出したりするんでしょうかねぇ」と語り場内の笑いを誘った。
また、以前、自ら性病検査を受けたときの心情を著書に記したこともある飯島は、作品のテーマになっているHIV感染について、「決して他人事とはいえない問題」と真剣な表情でコメント。「ある日突然、だんなさんからHIV感染を告白されたら、どうします?」と客席に問いかけ、一瞬、場内が静まり返る一幕もあったが、その雰囲気を察知した飯島は、劇中で印象的に使用されている楽曲「オッパ/お兄さん」を口ずさみ、場を和ませていた。
『ユア・マイ・サンシャイン』は、日比谷シャンテシネ、渋谷Q-AXシネマ他にて公開中
『ユア・マイ・サンシャイン』オフィシャルサイトsunshine-movie.jp