オスカー俳優ジャック・パランス死去
『シティ・スリッカーズ』で助演男優賞を獲得したジャック・パランスが老衰のためカリフォルニアの自宅で亡くなった。87歳だった。パランスは1950年に『暗黒の恐怖』で映画デビュー。52年には『突然の恐怖』でジョーン・クロフォードのストーカーを演じて最初のアカデミー助演男優賞にノミネートされ、翌年には『シェーン』でもノミネートされている。パランスはインタビューで「俺が出ている映画のほとんどは、どうしようもないゴミのような映画だ。監督らもそうさ。映画を作るどころか交通整理すら任せられないような奴が多かったよ」と口の悪さも披露しているが、ファンの多い俳優だった。