パラマウント、トムをクビにしてスコセッシと契約
パラマウント・ピクチャーズが、トム・クルーズとの独占契約を断ち切って3か月もたたないうちに、C.E.O(最高責任者)のブラッド・グレイは、名監督マーティン・スコセッシの会社キャパ・プロダクションと4年間の契約を結んだ。
パラマウント・ピクチャーズが、スコセッシ監督作品の共同出資、共同配給の権利を持つ上、その範囲は、スコセッシがプロデュースするTV、映画、デジタルコンテンツにもおよび、一年間に2億5千万をスコセッシの会社に投資する事になる。
現在スコセッシの新作映画『ディパーテッド』では、最初の5週間の世界興行が150億に達し成功を収めている。
今回契約に至った理由のひとつとして、現在パラマウント・ピクチャーズの傘下にあるパラマウント・ボンテッジ(旧パラマウント・クラシックから改名されたアートハウス系の映画を扱っている会社)の最高責任者ジョン・レッシャーが、過去にスコセッシのエージェントであったため、彼が一役買って出たのではないかと言われている。