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奇跡のトークショー!市川崑監督が、岩井俊二と映画への愛を語る!

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 現在、新宿ガーデンシネマで公開中の『市川崑物語』。作品を撮った岩井俊二監督と、今回初めて被写体となった市川崑監督が、20日、新宿ガーデンシネマでトークショーを行った。

 92歳の市川監督は、岩井監督と共に杖をついて登場。「『犬神家の一族』がなければ、映画人としての僕はいなかったかもしれない……」と言うほど、市川監督に大きな影響を受けたという岩井監督は、現在公開中の『犬神家の一族』の編集作業にも立ち会った。

「すごく勉強になりました。まるで、音楽のビートを刻むような編集の仕方なんです。そんな、編集に立ち会えたことは、本当にうれしいことでした」と、市川マジックの真髄にふれた喜びを語った。

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 一方の市川監督は、『市川崑物語』の感想をMCに聞かれると
「これは、岩井くんの作品です。だから、ぼくがどうこう言うことではない。」

 尊敬する市川監督のドキュメンタリーをとった岩井監督、そして映画を愛する市川監督の“映画への愛”が見える奇跡的なトークショーとなった。

 最後に、新宿ガーデンシネマに集まった満員のファンにコメントを求められた市川監督は、
「ここに集まっていただいた皆様はきっと、映画がすごく好きな方たちだとおもいます。もう歳が歳なので、自信はありませんが、最後まで写真(映画)を愛したい。皆様方も、映画を愛してください。そして、映画というものをいつまでもお忘れなきよう、お願いいたします」と日本を代表する巨匠らしいメッセージを送った。

『市川崑物語』は、新宿ガーデンシネマにて公開中
『市川崑物語』公式サイト< http://www.ichikawakon.jp/>

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