フォレスト・ウィッテカー、俳優としての困難
『ラストキング・オブ・スコットランド』でウガンダの元大統領イディ・アミンを演じ、ゴールデン・グローブ賞を受賞したフォレスト・ウィッテカーが、役選びについて語った。ウィッテカーはニューズウィーク誌に対し、黒人俳優のために書かれた役柄ではない役を演じてきた、とコメント。『グッドモーニング,ベトナム』で演じた役はユダヤ人、『ハスラー2』の役はもともとヤッピーだったそうだが、これらの役選びに、家族は疑問を抱いていたよう。「たいしてお金を稼いでいたわけじゃないし、自分自身も疑問を感じていたから、大変なこともあった。自分は俳優で、この役を演じられる、と考えられるようになるまでには長い時間がかかった」と告白した。[1月22日 ニューヨーク]