オダギリジョーが監督から強力な薬を入手? 「ハイになりました!」
30日、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の完成記者会見と舞台あいさつ付きの披露試写会が行われ、オダギリジョー、内田也哉子、小林薫、松岡錠司監督が登壇した。
才人、リリー・フランキーが亡き母への思いを中心につづった、200万部突破のベストセラー小説「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の映画化にさいし、原作に惚れ込んだ監督は、リリー・フランキーのサイン会に出向き「映画化の際は、ぜひ自分に監督を」と直談判したと明かす。舞台あいさつでは作品に対する思いを誰よりも熱く語り、思わず「熱く語り過ぎていますね」と我に返る一場面も。それまでロダンの「考える人」のポーズ風の姿勢(前かがみになり、顎に手をあてる体勢)で話に聞き入っていたオダギリは、監督の自己ツッコミに大笑いしていた。
「監督は体が弱く、プレッシャーでお腹をこわしやすい性質なので、常に薬を手にしています」と監督の「熱さの源」を暴露。驚いた監督は薬を取り出すかのように、ズボンのポケットに手をいれゴソゴソしつつ「監督は体力が必要なんです。牛の肝を結晶化したもので、一粒でユンケルの250倍のパワーがあります。ただ、一粒より多く飲むと死にます」と映画ではなく薬効を宣伝することになり、苦笑い。実は、オダギリも撮影中に試したようで「あるとき口にしたら、意味もなくハイになりました」とその効果を実感したという。
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』は4月14日より全国公開。
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』オフィシャルサイトtokyotower-movie.jp