「カノッサの屈辱」携帯電話の戦国時代描く、英雄は「ナポレ孫?」
1990年4月から91年3月まで、まさにバブルの絶頂期に放送されていた人気テレビ番組「カノッサの屈辱」が一夜限り復活する。「カノッサの屈辱」は毎回テーマにそって、そのテーマがどんなにささいなことでも、大まじめに、まるで壮大な歴史を紹介するかのような構成の奇妙さがウケて当時人気を博した番組だ。
当時番組の進行を務めたのは、去年11月に逝去した仲谷昇。教授というキャラクターで、どんなにささいなことでも、大まじめに語っていた。今回の放送では、映画『バブルへGO!!タイムマシンはドラム式』で1990年当時の大蔵省官僚を演じている俳優・伊武雅刀がこの教授に抜てきされた。
今回のテーマは、我々の生活になくてはならない存在である「携帯電話の歴史」。90年のバブルまっただ中では、まだ、一部のビジネスマンしか所有していなかった。
その携帯電話を約20年前に誕生したときから歴史を追い、「自動車電話」や、持ち運びが可能になった「ショルダーフォン」の登場に、さらなる軽量化とデジタル制の導入で現在にまで発展していった様子を追う。
面白いのはその独特のネーミング。「アメールカ大陸」の発見による「メール文明」の持ち帰りにより激化した各国家の光と闇。そして近年登場した皇帝「ナポレ孫=正パルト」までとある。ナポレ孫とは、やはりあの方?
映画『バブルへGO!!タイムマシンはドラム式』は、“バブルの時代”と呼ばれた90年代をそのバブルぶりにスポットをあてたエンターテンメントだ。バブルを知らないヒロイン広末涼子がタイムマシンに乗って1990年に戻り、バブル崩壊を食い止めるために奔走する。
「カノッサの屈辱」は2月5日(月)25:08~25:59からフジテレビにて放映
『バブルへGO!!タイムマシンはドラム式』
オフィシャルサイト:go-bubble.com