やりきった! 角川春樹の生死を賭けた大ばくち!!
角川春樹製作による、構想27年、オールモンゴルロケ4か月の超大作『蒼き狼 地果て海尽きるまで』のワールド・プレミアが、東京国際フォーラムで開催された。会場には、角川春樹はもちろん、主演の反町隆史、菊川怜、若村麻由美、松山ケンイチ、Ara、袴田吉彦、野村祐人、平山祐介、松方弘樹、澤井信一郎監督ら勢ぞろいした。
チンギス・ハーンの生涯を壮大なスケールで描いた本作は、自身を「チンギス・ハーンの生まれ代わり」と公言する角川の情熱の固まりだ。総製作費は邦画史上最大の30億円、公開規模は邦画史上最大の444スクリーン(23日時点)、宣伝費は9億円と、どれをとっても前代未聞のスケールだ。角川いわく「映画製作にばくちはつきもの!」というだけあって、かなりの大ばくちになりそうだ。
角川の情熱は止まるところを知らず「僕は死ぬ予定はないんで、まだまだ映画を作りつづけますよ」と豪語し、現在64歳とは思えないテンションの高さだった。そのパワーの源は一体どこからくるのか質問されると「え? それは……女性です!!」と一際大きな声を張り上げて宣言し、まだまだ現役ぶりをアピールした。
『蒼き狼 地果て海尽きるまで』は3月3日より全国ロードショー。
『蒼き狼 地果て海尽きるまで』オフィシャルサイトaoki-ookami.com