レッドカーペットに向かう直前の菊地凛子に直撃インタビュー!
第79回アカデミー賞
79回アカデミー賞授賞式当日。現地時間25日(日本時間26日朝)、まさにこれからレッドカーペットに向かう直前の菊地凛子に、West Hollywoodのホテルの一室で取材することができた。
菊地はシャネルのスパンコールがついた、スリムな黒いロングドレスで登場。このドレスを選んだ理由は、エレガントでなおかつ、強いスピリットがあったからとのこと。
昨日はよく眠れ、今朝は目玉焼きを食べたという菊地。今日はアレハンドロ監督などに会えるのを楽しみにしていると、ゆとりを感じさせる表情を見せた。今の気分について聞いてみると、「オーディションとプロモーションで2年間関わってきたので、今日は『バベル』を卒業するという気持ちです。今はそのさみしさと、今後の期待が入り混じった複雑な気持ちです」と答えアカデミー賞に行くという実感は、実は昨日あたりからやっと感じ始めたと語った。
今まで家族と観光しているような気分だったが、今日になり、母と兄と一緒にハリウッドに来たことで今までとは違うビッグイベントなのだ! と、あらためてその重大さをかみ締めているようだった。
世界へのパスポートを手にした菊地凛子。26歳という若さで、日本人の期待を一身に背負い、それを確実に受け止めた女性の力強さを見た気がした。
(ロサンゼルス:こはたあつこ)