展示物が動き出す!? 閉館後の博物館でナイトツアー開催!
3日、映画『ナイト ミュージアム』の公開記念イベントとして、上野の国立科学博物館ナイトツアー付き親子試写会が行われた。
本作は、夜の博物館を舞台に、展示物の恐竜の化石やはく製が動き出すファンタジーアドベンチャー。12月に公開されたアメリカでは大ヒットを記録し、映画のモデルになったニューヨークのアメリカ自然史博物館の館内に一泊するキッズナイトツアーは3か月先まで予約で埋まっているほどの“博物館ブーム”を巻き起こしている。
今回招待された85組170名の親子は、試写会の後、閉館後の薄暗くなった館内を懐中電灯を持ち、探検スタート! 巨大な恐竜の骨格標本が並ぶ大迫力の恐竜フロアでは、東京大学の大橋智之研究員が、映画に出てくるティラノサウルス(T-REX)の標本を前に、絶滅した恐竜たちの誕生・進化について子どもたちに説明をしてくれた。
1時間の自由見学では、いつもと雰囲気の違う博物館にはしゃぐ子どもたちに、疲れてイスに寝そべるお父さんもチラホラ。映画さながら、ネアンデルタール人にふんしたパフォーマーは子どもたちに大人気で追いかけられまくっていた。
「映画はすごく面白かった! でも展示物が動き出して怖かった~」と言う子どもたちの中には“恐竜大好き”という子が多く、博物館には年に1回は必ず来ているという親子や、将来は獣医になりたいという子も。パパ、ママは、ややお疲れ気味だったが、映画同様、親子で思いっきり楽しめるスペシャルイベントとなった。
『ナイト ミュージアム』は3月17日より日比谷スカラ座ほかにて全国公開。
『ナイト ミュージアム』movies.foxjapan.com