男、30代、40代はまだまだ…50代以上のオヤジが魅力的!
ハリウッドではジョニー・デップやトム・クルーズ、キアヌ・リーヴス、ブラッド・ピットと、すてきな40代が話題の中心。しかし今、ひそかにだが、徐々に、世の女性たちの間で「やっぱり男は50代から!」との声が大きくなってきている。
酸いも甘いも知り尽くした50代からが、いよいよ男の魅力が全開するとき。一時、俳優としての立ち位置を模索していたブルース・ウィリスも、50代に突入してからの演技は、何かをふっきったかのようでキャラも安泰。『ダイ・ハード4』にも期待が持てる。また、現在60歳のシルヴェスター・スタローンも『ロッキー・ザ・ファイナル』で若々しい肉体を見せ、その動きにもキレがあった。作品もおおむね好評だ。
ほかにも『守護神』で伝説のレスキュースイマーにふんしたケヴィン・コスナーも今年52歳、缶コーヒーのテレビCMでその顔が日本でもポピュラーになった60歳のトミー・リー・ジョーンズや、77歳になってもいまだにすてきオーラ全開のジーン・ハックマンもいる。
もっともすてきなオヤジ俳優がそろっているのはイギリス。最近では『エラゴン 遺志を継ぐ者』に出演していたジェレミー・アイアンズは59歳だが男の色気ムンムン。
また、すてきなオヤジの宝庫として世の「オヤジが好き女性」から名高いのは、『ハリー・ポッター』。61歳のアラン・リックマンをはじめ、シリウス・ブラック役のゲイリー・オールドマンは49歳だがこれから歳をとるにつれてもっとすてきになりそうだ。ヴォルデモート卿のレイフ・ファインズはまだ44歳で、色恋ざたで世の中をおさわがせぎみだが“すてきなオヤジ”予備軍であることは間違いない。
日本映画でも63歳の田村正和が伊東美咲と共演する『ラストラブ』が今年の夏に公開されることになり、すてきなオヤジたちの競演はこれからも盛り上がっていきそうだ。
すてきなオヤジ俳優図鑑
cinematoday.jp