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正面目線もらえず!斜め45度の男、田村正和が「うーん……」マサカズワールドさく裂!

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「人前に出ることを考えると悲しくなるよ」斜め45度の男、田村正和
「人前に出ることを考えると悲しくなるよ」斜め45度の男、田村正和

 15日、田村正和が14年ぶりスクリーンに復帰した『ラストラブ』の完成報告記者会見が行われた。共演の伊東美咲とともに現れた田村正和は、ポツポツと言葉を選びながら、おなじみのソフトボイスとポーズで取材陣を“マサカズワールド”に引き込んだ。

 「舞台あいさつをすると考えただけで悲しくなる」というくらいマスコミの前に素顔を出すのが苦手な田村は、会見中もどこに目線をもっていくべきか困っていた。「うーん」と唇を真一文字にむすんだ表情のまま、手を口や鼻、ほほにあてたり、眉間にしわをよせて考え込んだようなポーズをとったかと思うと、突然斜め上を見上げたり、遠くをみつめながら両手で髪をかきわけたり、落ち着かない様子だった。しかし、それらすべてが「田村正和ポーズ」になってしまうのはさすが大スター。つねに正面ではなく、左右45度の方向に流し目を送るので、正面のカメラマンが困って「こっちもお願いします」と声をかけていた。

 本作では娘ほど年齢が離れた伊東美咲演じるヒロインと恋に落ちる設定。伊東が「ニューヨークロケでは寒い日にカイロをもらった」と共演のエピソードを述べると、「(感想は)それだけ?」と寂しそうにつぶやき、しゅんとした表情をみせた。その女心をくすぐるような姿に、会場にいた女性陣がメロメロになっていた。

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 往年の映画スター阪東妻三郎を父親にもつ田村正和は、18才で松竹から映画俳優としてデビューした。しかし、「親の七光りだけで4、5本主演映画を用意してもらったのに、遊びに忙しく映画の世界では失敗した俳優だった」と周囲の期待に応えられなかった若かりしころの苦い過去を告白。自分を育ててくれたのはテレビだと映画に戻ることをためらっていたが、自身が大好きだったテレビドラマ「ニューヨーク恋物語」(1988年にフジテレビ系列で放映)のスタッフが結集したことで、映画復帰を決意したという。

『ラストラブ』は6月16日より丸の内ピカデリー2ほかにて公開。
『ラストラブ』オフィシャルサイトlastlove.jp

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