うつ病でラース・フォン・トリアー監督が仕事できず
デンマークの鬼才ラース・フォン・トリアー監督が、激しいうつ病にかかり、映画制作が不可能な状態になっていると語った。トリアー監督はデンマークの全国紙「ポリチケン」のインタビューに答え、「常に3つの企画を控えていたのに、何も書けないなんて不思議だ」とコメント。今年はじめに病院でうつ病の治療を受けたと認めた。「うつ病が直るには少なくとも2年くらいかかるというが、様子を見たいと思っている」とのこと。今年中旬から撮影開始を予定していた新作ホラー『アンチクライスト』(原題)も、取り掛かれるかどうかわからないそう。[5月12日 コペンハーゲン]