クライブ・カッスラー、クルセイダーに500万ドルの支払い
『サハラ/死の砂漠を脱出せよ』の原作者、クライブ・カッスラーが、この映画を巡り制作会社のクルセイダー社と訴訟を起こしていた件で、判決が下された。カッスラーは、映画化の実現のために原作の発売数を水増しして報告したり、脚本に関して製作側と対立、また映画の公開前に悪い評判を流すなど、誠実な態度に欠けていたとして、クルセイダー側に500万ドルを支払うよう命じられた。一方、2作目の原作の映画化権として、クルセイダー側が800万ドルをカッスラーに支払うかどうかは裁判官の判断にゆだねられることになった。カッスラーとクルセイダーの間では2004年から訴訟が続いており、今回の判決でカッスラーは「ようやく終わってホッとしている」と語った。