「ゲド戦記」の逆襲はじまる!? ジブリアニメの根源探る!
宮崎駿のバイブルとなり、すべての作品に影響を与えていると宮崎駿自らが語っている「ゲド戦記」は、「指輪物語」「ナルニア国物語」と並び世界三大ファンタジーの1作品とも言われている。
去年、宮崎駿の長男である宮崎吾朗監督が、映画化を試みて大ヒット。日本人にも広く「ゲド戦記」の名前が浸透した。ところが、その評判は良いものばかりではなかった。しかし、名作と呼ばれる「ゲド戦記」の評価は果たしてどうなのだろう。
「ゲド戦記」は、1968年から2001年にかけてアメリカ人、女性アーシュラ・K・ル=グウィンによって書かれたファンタジー小説。「アースシー」という世界の中でキャラクターたちは、ヒーローとして華々しく活躍するだけでなく、苦しみ、葛藤(かっとう)しながら生きていく様が丁寧に描かれている。
主人公の魔法使いゲドの少年時代から壮年時代まで描かれ、いままで日本で大ヒットした『ロード・オブ・ザ・リング』『ハリー・ポッター』などとは一線を画し、ヒーローが雄々しく戦うことよりも、より主人公の内面を掘り下げていく。
原作ファンは数しれず、宮崎駿をはじめ各界のさまざま人たちが影響を受けている。『ゲド戦記』のDVDも7月4日に発売されるが、このDVDを観る前に、「ゲド戦記」の原作を読んでみることをオススメしたい。
映画サイトシネマトゥデイでは、原作「ゲド戦記」を熱く語れる人を募集中だ。
「ゲド戦記」を熱く語れ!コンテスト
cinematoday.jp
『ゲド戦記』DVDは(絵コンテ映像付き)7月4日発売
「ゲドを読む」
club.buenavista.jp