会場騒然! 世界初公開された『トランスフォーマー』フッテージ映像の全内容!
巨匠スティーブン・スピルバーグと、『アルマゲドン』のマイケル・ベイがタッグを組み、映画史を塗り替える映像に挑戦した夏の超大作『トランスフォーマー』のスペシャル・フッテージ映像が、30日、都内某所で世界初公開された。
ベールに包まれている本作のダイジェストが見られるということもあり、厳重なセキュリティ体制の中、多くの報道陣が集まった。
フッテージは、アメリカ軍がカタールの砂漠へ向かう飛行機の中の映像から始まった。そこには、アメリカの人気ドラマ「プリズン・ブレイク」で、主人公のルームメイトであるメキシコ人“スクレ”を演じているアマウリー・ノラスコ、さらに人気ラッパー“タイリース”の姿も……。
彼らを含めたアメリカ軍が砂漠のカタール基地に着くころに、数か月前に撃墜されたはずの戦闘機がその基地に着陸。そして、そこから突如始まったのが、脅威の“トランスフォーム”現象だ! 豪快な金属音をたてながら、戦闘機がみるみるうちに攻撃的なロボットに“トランスフォーム”(変身)していく様は圧巻、ド迫力の一言。ここまですごい“変身”シーンは、アニメでしかみたことがない! それが、あたかも現実世界で起きているように、リアルな映像で変身していく様は、“驚がく”以外のなにものでもないだろう。
その後、シーンはアメリカ郊外に移り、本作の主役であるシャイア・ブルーフとミーガン・フォックスの高校生2人が登場。しかし、“普通”の環境ではなく、彼の家の外には多くの“トランスフォーマー”ロボットの姿が! そのロボットも超特大の大きさで、デザインもハンパではない格好のよさだ。ジョークを交えながら仲良く話しているシャイアとミーガンはどうやら、“味方”であるトランスフォーマーたちとつながる人間界の“キーパーソン”!? スタンダップ・コメディ出身で、スピルバーグからも“ポスト・トム・ハンクス”といわれているだけあり、緊迫感の中にユーモアのセンスが見え隠れするシャイアの演技も、輝いていた。
残念ながらロボット同士の対決は公開されなかったが、カタールでの“トランスフォーマー”と米軍のエキサイティングな戦闘シーンをラストにフッテージ映像は終了。
会場にいた記者たちも、まるで子供に返ったように「すごい!」「もっと観たい!」と、興奮気味に話していたのが印象的だった。たった25分間のフッテージ映像だったが、残念ながら言葉で伝えるには、正直、凄すぎる“映像”。上映後に流れたメッセージ映像でも、ゆるぎない自信を見せたスピルバーグ。この夏、全米、日本に関わらず、世界中が『トランスフォーマー』に熱狂する予感を誰もが持ったフッテージ試写となった。
『トランスフォーマー』は、8月4日より、日劇ほかにて全国公開。
『トランスフォーマー』オフィシャルサイト transformers-movie.jp