菊様が黒木瞳を差し置いてヒロインに?
8日、都内で時代劇ホラー映画『怪談』の完成披露試写会が行われ、尾上菊之助、黒木瞳、井上真央、麻生久美子、木村多江、瀬戸朝香ら豪華キャスト陣と、映画『リング』シリーズでジャパニーズホラーを確立、ハリウッドでの活躍もめざましい中田秀夫監督が舞台あいさつと記者会見に臨んだ。
刹那的に情事を繰り返す主人公の新吉を演じた尾上菊之助は、演技だったとはいえ気まずかったのか、「福岡での舞台公演」を言い訳(?)に女性陣とは時間をずらして記者会見。“男性二人っきり”で行われた会見の席で中田監督は、その場に女性陣がいないことをいいことに、菊之介演じる新吉を狂おしくも愛し抜く、ヒロイン役の黒木瞳を差し置いて「この映画のヒロインは菊之助さんだね」とポロリ。黒木を抱くシーンの尾上の妖艶な表情に「ゾゾゾっときた」と熱っぽく語った。
上映後の舞台あいさつには、豪華女優陣との再開を果たした菊之助だったが、冒頭に「若さゆえ起こしてしまう男の過ちもわかる」と口を滑らせてしまったことから会場は険悪なムードに……。黒木、井上はじめ女優陣からも冷たい視線を向けられ、たじろく菊之助の姿が印象的だった。
『怪談』は8月4日より全国公開。
『怪談』オフィシャルサイト kaidan-movie.jp