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子どもがベッソン監督に直談判! 記者会見場からスター誕生の予感

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ベッソン監督に気に入られた、COMOD-Gというユニット名のダンサーたち。
ベッソン監督に気に入られた、COMOD-Gというユニット名のダンサーたち。

 14日、リュック・ベッソン監督が自身の原作本を映画化した、ファンタジー・アドベンチャー3部作『アーサーとミニモイの不思議な国』の来日記者会見が開催された。実写の映像と3Dアニメーションを融合させた本作は、未だかつて誰も観たことがない映像世界が楽しめることで話題となっている。

 プロモーションのため来日したベッソン監督、実はかなりまじめな性格で、一見すると気難しい印象を持たれがちな監督として知られている。今まで来日した際の記者会見やインタビュー取材では、あまり笑顔を見せず、気に入らない質問をする記者には容赦なく「くだらない質問をするな」とげきを飛ばしていた。

 しかし、この日の監督は別人のようだった。監督の表情が突然やわらかくなったのは、記者席にかわいい子どものダンサーたちを発見したときだった。劇中に登場する体長2ミリのミニモイ族を思わせる子どもたちに向かって、「ハロー、君たちとってもかわいいね。僕に質問があるのかい?」と優しく笑いながら話しかけた。

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 その子どもたちから「わたしたちを続編に出演させてください!」という子どもならではの大胆発言が飛び出すと、「君たちの写真を僕のオフィスに送ってよ。そうしたらCGのキャラクターとして出演させられるか考えてみるよ」とすっかり子どもたちに心を奪われてしまっていた。

 この一連のやり取り、普通ならただのリップサービスで終ってしまうはずだが、まじめな監督にとっては本気の話しだったようだ。会見終了後、一旦退場した監督が再び会場にもどってきて、子どもたちのマネージャーらしき人に接近。自身の連絡先を手渡した後、「彼らの全身写真と踊っている映像を送って欲しい」と監督自ら交渉していた。

 子どもたちはCOMOD-Gというユニットで、名古屋にあるダンススタジオに所属しているダンサーだ。監督の気に入り様を見る限りでは、続編にCGキャラクターとして出演する可能性は濃厚だ。日本の記者会見場から、新しいスターが誕生する日がくるかもしれない。

『アーサーとミニモイの不思議な国』は9月より丸の内プラゼールほかにて公開。
『アーサーとミニモイの不思議な国』オフィシャルサイト arthur-movie.jp

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