チョウ・ユンファのシーンが中国で大幅カット
『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』に坊主頭で登場し存在感を放っているチョウ・ユンファだが、中国ではシーンの多くが「野蛮なシーン」としてカットされてしまった。ユンファは映画の中で南シナ海の海賊船長を演じているが、オリジナルではユンファの出演シーンは約20分あるのに対し、中国版では約10分となっている。具体的にカットの理由はわかっていないが、雑誌「ポピュラー・シネマ」では、ユンファの傷のある顔や坊主頭がマイナス・イメージを与えることが理由として挙げられている。ディズニー側は「(中国の検閲は)中国の海賊の描かれ方に満足していないようだ」とコメントしている。[6月15日 北京]