世界的レベルの記者会見!?アカデミー賞の菊地凛子VS.カンヌ映画祭の柳楽
18日、この夏話題のアニメーション『Genius Party ジーニアス・パーティ』の完成披露試写会が、秋葉原のアキバ3Dシアターで行われ、声優を務めた菊地凛子と柳楽優弥ら、キャスト、スタッフが舞台あいさつに立った。
史上最年少でカンヌ国際映画祭の男優賞を受賞した柳楽、アカデミー賞最優秀助演女優賞にノミネートされた菊地という、世界的に知名度の高い二人が初共演で初の声優に挑んだ作品とあって、会場には多くのマスコミが集結。そんな中、かつて史上最年少でカンヌ男優賞を受賞した柳楽が、おとぼけ発言で会場を沸かせた。
普段の演技とアフレコの違いについて聞かれ「(声を出すだけで)体を使わないところ」と柳楽。会場全体を「そりゃ、そうだろう」とつっこみたくなるムードに包み込んだほか、すでに決定している同作の世界公開に関しては「すごく楽しみです……」とコメントし言葉少ない柳楽。演技では成長を遂げている彼だが、素顔はあいかわらず少年のままのようだ。
一方、鮮やかなオレンジのドレス姿で登場した菊地も、『バベル』でのブレイク以降続いている過密スケジュールが原因なのか、終始うつむき気味で疲れた様子で口数は控えめだった。
『Genius Party ジーニアス・パーティ』は、7人の個性派クリエイターが手掛けた7本の短編で構成されたコンピレーション作。菊地と柳楽が共演するのは、「BABY BLUE」と題された青春もので、監督を務めた渡辺信一郎は「(俳優を起用するのは)ある種の賭けだったが、二人ともとてもカンが良くて素晴らしかった」とその仕事ぶりを絶賛していた。
『Genius Party ジーニアス・パーティ』は7月7日より公開。
オフィシャルサイト
genius-party