パリス、ブログで「飲酒運転には気をつけてね!」
アメリカの独立記念日だった4日、先日出所したパリス・ヒルトンがmy space内の公式ページで、ファンに向けたブログを更新した。
ブログのタイトルは「独立記念日おめでとう!」。内容は、「(ハワイの)マウイ島から帰ってきました! とってもきれいで、すごくリラックスできたわ……」と始まり、服役中に励ましの手紙をくれたファンへの感謝の気持ちや、ファンレターへの返事を書いていることを伝えた。
パリスはこの日記のラストで、「みんな、運転するときはくれぐれも注意して、自分の行動には責任を持ってね! それから指名運転手をちゃんと持つこと!」というメッセージを送った。
この指名運転手とは基は野球の“指名打者制度”が語源になっており、英語で“designated driver”通称 “DD”と呼ばれているもの。飲酒運転の規制が厳しいアメリカで、最近推奨されている飲酒運転対策案だ。飲食店を訪れた際、仲間内で絶対にお酒を飲まない“DD(指名運転手)”を決める。この“指名運転手”を任された人間には、飲食店側から“指名運転手”キャップや、グラス、コースターが渡され、アルコール類を出さないようにするというシステム。お酒が一切飲めない“指名運転手”だが、損なことばかりではない。なんと店側から、ドリンクチケットをもらえたりもする特典つきなのだ。
最近この“DD”制度の普及活動が高まっているアメリカで、実際に飲酒運転で服役したパリスの呼びかけは大きなPRとなるかもしれない。