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『鉄コン筋クリート』のクリエイティブ集団が生みだす手描きアニメに菊地と柳楽が参加

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少し大人びた柳楽優弥と笑顔の菊地凛子
少し大人びた柳楽優弥と笑顔の菊地凛子

 7日、日本のアニメーションをリードする7人の才能が集結したオムニバス映画『Genius Party ジーニアス・パーティ』が公開された。7月7日の七夕に、7つの短編からなる映画が公開されるという、縁起のよいスリーセブンとなった初日、声優としてこのプロジェクトに参加した柳楽優弥菊地凛子渡辺信一郎監督(「BABY BLUE」監督、音楽プロデューサー)らが舞台あいさつを行った。

 菊地凛子は、正面からは見えないが背中が半分以上あいたセクシーなワンピースで登場し、自らが声の出演を果たしたパート「BABY BLUE」について「すごく季節感があって今の時期にぴったりの作品に仕上がった。夏におすすめです」と見どころを語った。

 本作はすべてが一枚一枚手描きのセルアニメーションだ。そんな製作者たちの手描きへのこだわりについて渡辺監督は「最近のアニメーションは、特ににアメリカでは早くできて効率的だという理由で、ほとんど3Dになってしまった。それに対してこの映画は、熟練したシェフによるスローフードのような作品です」と、本作の魅力をアピールした。

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 柳楽優弥、菊地凛子はブラインドオーディションで本作への出演が決まった。渡辺信一郎監督は、複数の人の顔を見ないで声だけを聞いて「もっとも声に存在感があった」このふたりを選んだという。菊地は今年3月に行なわれたアカデミー賞授賞式のために渡米する直前までアフレコに臨んだそうだ。

 『Genius Party ジーニアス・パーティ』は『鉄コン筋クリート』など、先鋭的な傑作アニメを生み出してきたクリエイティブ集団“STUDIO4℃”が手がけた短編オムニバス。『アニマトリックス』の渡辺信一郎、『MIND GAME マインド・ゲーム』の湯浅政明ら気鋭のアニメ・クリエイター7人が集結し、それぞれの個性やセンスがぶつかりあう。

『Genius Party <ジーニアス・パーティー>』シネ・リーブル池袋、渋谷シネ・アミューズ他全国順次公開中
オフィシャルサイト genius-party.jp

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