渦中の叶美香に独占インタビュー! 難題続きの日常を激白「毎日がアドベンチャーです」
鬼才デヴィッド・リンチ監督の最新作、『インランド・エンパイア』が公開される。“ウーマン・イン・トラブル”(=トラブルに陥った女性)をテーマに、夢と現実が入り乱れ、視覚と聴覚に訴える“リンチ・ワールド”全開の作品に仕上がっている。リンチ監督と面識があり、本作も大のお気に入りだという叶美香に、作品について、さらには自身に起きたトラブルについて話を聞いた。
『インランド・エンパイア』のヒロインは、夢と演技と日常の区別ができなくなり苦悩する。「セレブな日々を送っていらっしゃるイメージなのですが、ヒロインのように夢と現実がごちゃ混ぜになることはありませんか?」と質問すると、「そうですねぇ……」と考え込んだ叶。「区別がつかなくなることはありませんが、毎日がアドベンチャーです!」という答えが返ってきた。
一体どんな日常を送っているのかと聞くと「姉(叶恭子)からの頼まれごとが、無理難題ばかりなんです……。わたしが驚いて『えーっ!』と答えると『とにかくやってみなさい!』と怒るんです」と苦労が絶えない日々を打ち明けた。
「この間は……」と続ける叶。「姉が『プレジデンシャル・スウィートのバルコニーから花火が見たい』と言ったんです。到底無理だと思ったんですが、なんとか頑張って要望に応えることができたんです。そのときは『やればできるんだ』と達成感を味わいました」と笑顔で語った。
毎日の睡眠時間は平均3、4時間だという叶。どんな難題にも果敢に取り組むんでいるためか、一日が24時間では足りないようだ。この日の衣裳も「姉に見立ててもらったんですが、うさぎの耳にコサージュを付けたほうがいいと言われたので、徹夜して付けたんですよ」と教えてくれた。
さらに最近陥ったトラブルについても聞いてみると、悲しそうな表情になり「人生最大のつらく悲しい出来事がありました」と叶姉妹の次女との間に起きたトラブルについて語り始めた。いまだ解決には至っていないと言うが、「トラブルに陥ったら、客観的になることが大切だと思います。真実は一つです。信じていれば自然と“真実の扉”は開かれると思います」と日々難題に立ち向かっているだけあり、頼もしい答えが返ってきた。
次女とのトラブルについて、それ以上詳しいことは語らなかったが、近く発売される某雑誌で詳細が明かされる予定のようだ。叶美香は、人生に対して誠実一筋で生きている印象を受けた。そんな彼女の努力が実り、トラブルが一日も早く解決することを期待したい。
『インランド・エンパイア』は7月21日より恵比寿ガーデンシネマほかにて公開。
オフィシャルサイト inlandempire.jp