梅宮アンナ「母親は一線を越えてはいけない」堂々と人生観語る
26日、『リトル・チルドレン』のトークショー付き試写会が行なわれた。特別ゲストとして梅宮アンナが登壇し、自らの私生活を重ね合わせながら映画について語った。
梅宮アンナといえば、先日“昔の恋人”である羽賀研二の不祥事が世間を騒がせたばかり。集まった報道陣の質問もやはりそのことに集中した。アンナは「もう過去のことだし、やめましょうよー、その話」と困惑しながらも「お金のことも、まあ高い授業料を払ったということだし、人生はいいことばかりじゃなし、やなこともある。それも含めてそれが人生。わたしは何でも受け止めている。みんなが思うほどヤワじゃない」とすっかり吹っ切れていることを強調していた。
映画の内容については意味深な発言も。「女性は母親になったら母親としての人生を生きなければいけなくなる。もちろん、家庭を持っているのに一線を越えることはいけないこと。でも、女ってずっと女でいたいのね」と急に“女”になって、女心を吐露するアンナ。「頭の中で考えてこれでもだめ、あれもだめと踏みとどまる人生ももちろんあると思うけど、自分の選択の結果、それがもし失敗だったら、そのときに脱線したものを元に戻せばいい、それが人生かな」と自らに言い聞かすように、しんみりと語るアンナだった。
タイトルの『リトル・チルドレン』とは、「大人になれない大人たち」という意味。アメリカの郊外を舞台に、経済的に何不自由ない暮らしをしながらも、心の中が満たされない大人たちを描いた本作。子どもがいながら不倫に走る母親、子どもを溺愛する母親など、違ったタイプの母親たちがそれぞれの幸せを求めて苦悩する姿が描かれている。
『リトル・チルドレン』7月28日よりBunkamuraル・シネマほかにて公開。
オフィシャルサイト little-children.net