ミケランジェロ・アントニオーニ監督、死去
『欲望』で知られるイタリアの巨匠監督、ミケランジェロ・アントニオーニ監督が、7月30日に死去した。享年94歳。妻で女優のエンリカ・フィコがイタリアの新聞「レパブリカ」に語ったところによると、最期は安らかに逝ったそう。イタリアのジョルジョ・ナポリターノ大統領は「映画界の最も偉大な人物で、20世紀の表現における最も偉大な探索者であった」とコメントした。アントニオーニ監督の死の1日前には、スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマン監督が死去しており、巨匠監督の死が相次いでいる。