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三谷監督と佐藤浩市に確執? ヒヤッとするやり取りに会場爆笑

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まじめに笑わせるプロ。
まじめに笑わせるプロ。

 15日、三谷幸喜監督の最新作『ザ・マジックアワー』の製作発表会見が行われ、三谷監督のほか、主演の佐藤浩市妻夫木聡深津絵里綾瀬はるか西田敏行らが登壇した。

 タイトルに付けられている“マジックアワー”とは、日没直後のわずかな時間を指す専門用語。まだ明るいが、光源(太陽の光)がないため影ができないという、1日のうちで最も美しい時間帯のことを表しているのだが、三谷監督は「『THE有頂天ホテル』の撮影時に教えてもらいました。年輩の方は“薄暮(はくぼ)”とも言うみたいですね。人生のうちにもマジックアワーと言える時間があるんじゃないかと思って、そう付けることにしたんですけど、薄暮にするかマジックアワーにするかといったら、躊躇(ちゅうちょ)なくマジックアワーにしました」と会場の笑いを誘った。

 しかし、そんな三谷監督のこだわりに「要はスカイライン(同じく夕暮れ時を指す業界用語)、でしょ?」と水を差した佐藤は、「三谷監督は笑わせるプロだと思うから、監督の演出をどこまで感受できるかにかかっているけど、監督の言うことは抽象的過ぎてなかなかつかめないんですよね……。あれは本当にまじめに考えてるんですかね?」と監督批判とも取られかねない発言で会場をヒヤッとさせた。

 それに対し、三谷監督は「僕は人によって言葉を選ぶ。寺島進さんにはすごく具体的に言ってますから。今後はスカイラインと言わないように」と巨匠の風格を漂わせ、これには佐藤も「失礼しました」と頭を下げて、まるで漫才のようなやり取りを繰り広げていた。

 『ザ・マジックアワー』は、街を牛耳るボスと愛人、手下のギャング、売れない三流役者などが繰り広げるドタバタ群像劇。7月21日にクランクインし、現在撮影の真っ只中。来年3月に完成し、夏に公開する予定。

『ザ・マジックアワー』は2008年公開予定。
オフィシャルサイト magic-hour.jp

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