コミケ発！ ついに実写映画化『ひぐらしのなく頃に』のすごい人気！

　世界最大の同人誌即売会と言われているコミックマーケットにて2002年に発表されて以来、多くのファンを魅了してやまない「ひぐらしのなく頃に」が実写映画化されることが発表された。

　「ひぐらしのなく頃に」は、サウンドノベルゲームとして第一弾「ひぐらしのなく頃に」（鬼隠し編）が登場し、以降コミックマーケットにて続編が発表され、2004年夏に大ブレイク。次々とメディアミックスの展開がされ続けている。一般少年誌ではなく、“同人”というアンダーグラウンドから発信された作品であるにもかかわらず、そのブレイクぶりはすさまじい。

　スクウェアエニックスによるガンガン3誌同時連載のコミック化に、角川書店では月刊コンプエースにて原作者書き下ろしの外伝的物語が連載。さらに複数の出版社よりアンソロジー小説・コミックスも発売され、と書籍化が立て続けに実現している。さらに2007年には初の家庭用ゲーム機移植作となるPS2版「ひぐらしのなく頃に 祭」も発売。フィギュアなどの関連グッズも数多く発売されている。

　物語は都会から離れた寒村、雛見沢村で毎年起こる不可解な事件の数々。たたりなのか、陰謀なのか。謎が謎を呼ぶ物語が最後までユーザーの心をつかんで話さない。

原作は「ひぐらしのなく頃に」（鬼隠し編）を起点に同じ登場人物がパラレルワールドで繰り広げる（綿流し編）（祟殺し編）（暇潰し編）（目明し編）（罪滅し編）（皆殺し編）（祭囃し編）（賽殺し編）（昼壊し編）とさまざまなストーリーが展開するが、映画は『鬼隠し編』を基本に製作されている。

　キャストは、前原圭一役に前田公輝。園崎魅音役にはCMなどで活躍している飛鳥凛。古手梨花役には、ミスヤングマガジン2007のあいかとフレッシュな若手スターたちが演じる。

　メディアミックスの１つとして映画も大ヒットとなるのか、映画業界からも注目されている。

『ひぐらしのなく頃に』は2008年、池袋シネマサンシャインほかにて全国公開
オフィシャルサイト
oyashirosama.com