すでにアカデミー賞候補!「愛の讃歌」の歌姫に成りきった女優来日
22日、フランスが世界に誇る歌姫、エディット・ピアフの生涯を描いた『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』の記者会見が行われ、来日したマリオン・コティヤールとオリヴィエ・ダアン監督が登壇した。
映画の中で、ピアフの20代から40代までを熱演し、特徴的な細まゆ姿を披露しているマリオン。しかし、実際の彼女は、しっかりしたまゆ毛と大きな瞳が印象的なナチュラル美女だった。さらに、「ピアフは健康を損なっても歌手であり続けようとしたけど、わたしは彼女のような状況になっても女優でありたいとは思わないわ」と語り、ピアフとは正反対のタイプであることを明かした。
とはいえ、ピアフに対し、「仕事に対する情熱や、観客の皆さんと感動を分かち合いたいと思うところは似てると思う」と、共通点を感じているそうで、「彼女はフランス人にとってのアイドルだけど、彼女のことを深く知って、プレッシャーや不安を感じることはなかったわ」と精神力の強さも垣間見せていた。
『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』は、「愛の讃歌」「バラ色の人生」などの世界的大ヒット曲を遺した名シャンソン歌手、ピアフの波乱に満ちた生涯を映画化したもの。ピアフを演じたマリオンは、すでにアカデミー賞候補として名前が挙がっている。
『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』は9月下旬より有楽座ほかにて公開。
オフィシャルサイト piaf.jp