セクシー&知的なジェニファー・ガーナーに独占インタビュー! 灼熱地獄で、彼女を癒した男性とは!?
サウジアラビアを舞台に、4人のFBI捜査官と自爆テロ事件の5日間の激しい攻防を描く『キングダム 見えざる敵』。本作で、紅一点の捜査官を演じたジェニファー・ガーナーが来日を果たした。
中東戦争をリアルに描いた本作だが、サウジアラビアでの撮影は、いまだ情勢が不安定な現地では難しく、ロケは灼熱のアリゾナで行なわれた。「信じられないほど暑かったわ! みんなが熱中症で倒れてしまわないように、朝の日の出と一緒に撮影を始めて、午前中までには終えるようにしなければならなかったの。お昼に近づくころには、のどがヒリヒリするほど暑くなるのよ。」とジェニファーが話すように、日中の気温が40度をゆうに越えるという、厳しい条件下での撮影は過酷を極めたようだ。
「クルーたちと一緒にね、熱くなったアスファルトの上に、卵を割ってみたの。そしたら、本当に目玉焼きができたの(笑)。まるで映画みたいだったわ(笑)!」
今では笑って話せるが、撮影中は辛かったに違いない。そんなとき、疲れたジェニファーの心を癒したのは、同じFBIの精鋭チームを演じている仲間たちだった。「わたしたちは、映画の中でFBIの精鋭チームを演じたから、撮影前に一緒にトレーニングを受けたりして、とても仲が良かったの。映画と一緒で、すごくチームワークが良かったのよ! 中でも、この映画の主役を演じた、ジェイミー(・フォックス)は、心のオアシスだったわ。」
ジェイミーは、作中でコワモテのFBI精鋭チームを率いる捜査官を演じているが、彼はみんなにとってとても大きな存在だったという。「ジェイミーは、素晴らしい役者だけど、同時に素晴らしい歌手でもあるのよ。みんな『Ray/レイ』や、『ドリームガールズ』の大ファンだから、撮影に疲れると、彼に“ジェイミー、お願い。歌って~!”ってせがんでいたの(笑)」灼熱のアリゾナロケでも、ジェイミーの歌声で癒されたクルーたち。ハードな撮影のかいもあって、戦闘シーンはまさに戦場さながらの迫力のシーンとなった。
「この映画で、戦争というものの恐ろしさ。戦いからは何も生まれないっていうことを、たくさんの人たちに考えてもらいたい」と語るジェニファー。
ハンディーカメラを駆使したドキュメンタリータッチの映像で、戦争というものの不条理さがリアルに迫ってくる『キングダム 見えざる敵』。すべてのきっかけとなった“911”を迎えて、“戦争”の怖さをもう一度見つめ直す、足がかりとなる作品になるのではないだろうか。
『キングダム 見えざる敵』は、10月13日より全国公開
オフィシャルサイトkingdom-movie.jp