加瀬亮は今どきの若者……もたいと小林聡美、お手上げ?
22日、初日を迎えた映画『めがね』の舞台あいさつが行われ、小林聡美、市川実日子、加瀬亮、光石研、もたいまさこ、そして荻上直子監督が登壇した。
南の海辺の町を舞台に、ゆったりした時間の流れを描いた『めがね』。ストーリー同様、撮影現場ものんびりムードだったようで、キャストたちからはユニークな裏話が次々と飛び出した。中でも観客の笑いを誘っていたのが、加瀬のマイペースぶり。もたいが「まるで実家に帰ってきた大学生のように、ずっと眠ってたわよね」と暴露すると、小林も「加瀬君がいない晩ごはんは寂しかったですね。今どきの若者のすることだからと温かく見守ってましたけど……」と少々あきれた様子だった。そして加瀬本人は「何杯食べたか覚えていない」というほど、現場でかき氷を食べまくったことを告白した。
また、劇中に登場する“メルシー体操”という奇妙なダンスについて話が及ぶと、もたいが「覚えるまでに1か月もかかったのに、ほかのみんなはたった30分で覚えてしまった。わたしの1か月は何だったんだ」と怒りをあらわにすると、「実は、隣の部屋から聞こえるメルシー体操の音楽がうるさかった」と小林がもたいに対する不満を明かす一幕も。もたいと小林という名コンビならでの絶妙なやりとりに、場内は大きな笑いに包まれた。
『めがね』は全国公開中
オフィシャルサイト megane-movie.com