体調不良で会見キャンセルのガッキー、目に涙を浮かべて舞台あいさつに復帰!
2日、ケータイ小説を映画化した『恋空』の完成披露試写会が行われ、主演新垣結衣、三浦春馬、小出恵介、高橋ジョージ、そして今井夏木監督が舞台あいさつに登壇した。
この日、完成披露試写会の前に記者会見が開かれたのだが、登壇する予定だった新垣は体調不良を理由に急きょ欠席。会見は予定時刻を10分過ぎても始まらず、6つ並んでいた椅子のうち、濱名一哉プロデューサーが着席するはずだったいすが片付けられたため、濱名プロデューサーが欠席なのかと思われたが、ようやく始まった会見冒頭で新垣の欠席が告げられ、報道陣からは驚きと落胆の声が上がった。しかし、「身を削るようにして演じていた。こういうことになって、本人が一番悔しいはず」と出演者ら全員でフォロー。
その後の舞台あいさつにも登壇するかどうか直前まで分からず、さまざまな憶測が飛び交ったが、本人の強い希望により体調不良を押して登壇。しかし、「ため息しか出ないです」とつらそうな表情を浮かべ、時折胸元を手で抑えたり、肩で息をするようなしぐさを見せ、集まった報道陣からは「かわいそうに」「頑張れ」といったささやき声が漏れていた。
そんな中、何も知らない観客を前に、新垣は気丈にも「つらいことがたくさん出てくる映画ですが、家族や友人、恋人の愛情溢れる温かい気持ちになれる作品です」と笑顔でアピール。最後には「これ以上のラブストーリーは、もうできない」とうっすらと目に涙を浮かべてあいさつし、無事に舞台あいさつをこなしていた。
『恋空』は11月3日より全国東宝系ほかにて全国公開
オフィシャルサイト koizora-movie.jp