カイリー・ミノーグ、自伝ドキュメンタリーに涙
ガンを克服し、再びショービジネスの世界へ舞い戻った歌姫、カイリー・ミノーグの姿を描くドキュメンタリー映画が、ロンドンでワールド・プレミアを迎え、出席したミノーグが感極まって涙を流した。本作『ホワイト・ダイヤモンド』(原題)は、ミノーグが2005年に乳がんを宣告されてから、精神的に再び立ち直るまでの姿を描いたもの。デイリー・メール紙によると、ミノーグは雨の中集まった何千人というファンを目にし、「車の中で、もし外に6人くらいしか人がいなかったらどうしようって言ってたの。でも、こんなに集まってくれて感激しているわ。ファンのみんなは、今日だけじゃなくて常に私を待ってくれていたわ。回復までの長い道のりで、どれほど力をもらったかわからない」とコメント。ミノーグは観客と共に作品を鑑賞し、その後インタビューでは「上映までできるとは思わなかったわ。作っているときもすごく感動的だったけど、見ている今は、もっと感動ね」と語った。本作は一部の劇場でのみ公開される。