『スパイダーマン4』『死霊のはらわた4』『呪怨3』サム・ライミが進ちょく報告
今週からアメリカで公開される吸血鬼の映画『30デイズ・オブ・ナイト』(原題)のプロモーションで、「スパイダーマン」シリーズの監督を務めたプロデューサーのサム・ライミが、現在かかわっている大作について語った。
『スパイダーマン4』(仮)については、「ようやく脚本家に次回作の執筆を要求したところで、まだ初期段階なんだ。わたし自身は、脚本家としてストーリーには加わらないから、全く真新しいストーリーになるだろう」と語っている。『宇宙戦争』などの脚本家デヴィット・コープが挙げられているが、彼は1作目でかかわったため、彼以外の脚本家が候補にいることを示唆している。
『ザ・ホビット』(原題)(映画『ロード・オブ・ザ・リング』のJ・R・R・トールキン原作)については「これは、もともとピータ・ジャクソンのプロジェクトで、彼が監督することが当然だが、もし彼が監督ではなくプロデューサーとして参加するならば、わたしもそのプロジェクトに監督として迎えてくれればうれしいね」とこの作品にも意欲まんまんだった。
『海底2万マイル』のリメークについては、「50年以上も前の作品をリメークする形で、現在適した監督を探している最中なんだ。ジュール・ヴェルヌの原作『海底2万マイル』を再解釈させるために、豊富なキャラクター構成が必要である」と答えた。ちなみに彼はすでにプロデューサーとしての参加が決まっている。
『死霊のはらわた4』(仮)か『死霊のはらわた』のリメークについては、「4に関しては、ブルース・キャンベルやプロデューサーのロバート・G・タパートらとともに、安い製作費で起用できたら、可能性はある。リメークの方は、アプローチを取り入れ、新しい監督を迎えたいと思っているが、製作に十分な企画がまだできあがっていない」と話した。
最後に『呪怨3』(仮)は脚本執筆中で、製作はされるものの、ストーリーは残念ながらまだ公表できないらしい。
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