超奇抜オダジョー VS ダンディースーツ三浦友和、ファッション対決!
10日、渋谷アミューズCQNにて映画『転々』の初日舞台あいさつが行われ、オダギリジョー、三浦友和、小泉今日子、吉高由里子、そして三木聡監督が登壇した。
毎回、舞台あいさつの際には、奇抜なファッションセンスで楽しませてくれるオダギリは、この日も「一体どこで買ったの?」と尋ねたくなる超奇抜ないでたちで登場。もちろん、それをバッチリ着こなしてしまうのがオダギリのすごいところで、客席の女性ファンからは「カッコイイ」との声がもれていた。三木監督とはテレビドラマ「時効警察」シリーズでもタッグを組んだオダギリは「作品の雰囲気とは裏腹に、監督とは戦っている感じがある。そのギャップが心地よい」と意外な舞台裏を打ち明けていた。
一方、今作でオダギリと共演した三浦は「どんな格好してきても負けるので(笑)」ということでダンディーなスーツ姿での登場だったが、某紳士服メーカーのCMに出演していることもあって「スーツと言えば……」とちゃっかりPRし客席を沸かせていた。隣に立つオダギリについては「いい意味で変人」と語り、初めての共演を大いに楽しんだ様子だった。
また、小泉は同日公開されたある作品の初日舞台あいさつを終えて、会場に駆けつけた。「偶然重なってしまって、普段はこんなに忙しくない」と小泉。ちなみに、今回司会を務めた映画配給会社の女性社員は「本日公開の『やじきた道中 てれすこ』の舞台あいさつから駆けつけていただいた小泉さんです」とライバル映画の名前を堂々と口にし、余裕を見せつけていた。
『転々』は借金を抱えた大学生(オダギリ)が借金取りの男(三浦)の誘いに乗り、半ば強引に東京の散歩に付き合わされるというユニークでほのぼのしたロードムービー。“小ネタ王”ともいわれる三木監督の独特なセンスが光る作品に仕上がっている。
『転々』は11月10日より渋谷アミューズCQN、テアトル新宿ほかにて全国公開中
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