キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、「ナイン」映画版を降板?
ロブ・マーシャル監督の『シカゴ』のヴェルマ役でアカデミー助演女優賞を獲得したキャサリン・ゼタ=ジョーンズは、新作ミュージカル映画の役の大きさが気に入らなかったようだ。ニューヨーク・デイリーニュース紙が伝えたところによると、ゼタ=ジョーンズがマーシャル監督の新作『ナイン』(原題)を降板したそうだ。降板理由は、ゼタ=ジョーンズが演じる予定だったクラウディア役を膨らませてほしいと監督に要求したが、監督が脚本は変更できないと断ったからだそうだ。『ナイン』は、フェデリコ・フェリーニの映画『8 1/2』をミュージカルにした舞台を映画化するもので、ペネロペ・クルスとハビエル・バルデム、マリオン・コティヤール、ソフィア・ローレンの出演が決まっている。同作は、米脚本家組合(WGA)のストライキの影響で製作の延期が決まったばかりだった。