岡田准一は人前に出ると吐きそう…塚本高史は自分大好き…それぞれカミングアウト!
10日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて映画『陰日向に咲く』の完成披露試写会が行われ、主演の岡田准一、宮崎あおい、伊藤淳史、平山あや、緒川たまき、塚本高史、西田敏行、三浦友和、そして平川雄一朗監督が登壇した。
お笑い芸人の劇団ひとりによる、どこか日の当たらない人々の姿を描いた同名小説が原作とあって、舞台あいさつでは「日なたに立っている皆さんではありますが、日陰を感じたことはありますか?」との質問が。それに対し、岡田は「13年この仕事をしているけど、いまだに人前に出ると緊張して吐きそうになる」とカミングアウト。さらに、平山が「そう見られないんですけど、私生活は本当に日陰で、家にばかりいて本当に暗いんです」と語れば、緒川も「子どものころは、誰か“これから1か月、危険だから外に出てはいけません”と言ってくれたら、ずっと本を読んで過ごすのに……と思っていた」と驚きの告白をして、会場を驚かせた。
そんな「日陰」発言が続く中、塚本だけは「ありません!」とキッパリと否定。ただ1人、「“日陰です”って言った方が面白いかなと思ったけど、自分大好きなんで(笑)。常に輝いていたいですね」と自信満々に答え、会場の意表をついて笑いを誘っていた。
『陰日向に咲く』は、劇団ひとりの処女小説を映画化した群像コメディー。現在と35年前を舞台に、ダメダメな9人の姿をユーモアたっぷりな視線で描く感動作。
映画『陰日向に咲く』は2008年1月26日より東宝系にて全国公開。
オフィシャルサイト kage-hinata.jp