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14歳と9歳の子役に吉永小百合と山田洋次もタジタジ?

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左から浅野忠信、佐藤未来、吉永小百合、志田未来
左から浅野忠信、佐藤未来、吉永小百合、志田未来

 11日、映画『母べえ』の完成披露試写会が丸の内ピカデリー1で行なわれ、主演の吉永小百合浅野忠信檀れい志田未来(しだみらい)、佐藤未来(さとうみく)、山田洋次監督、そして原作者の野上照代が舞台あいさつに登壇した。

 この舞台あいさつで観客とキャストが一番和んだのは、吉永の娘を演じた愛らしい2人の少女、志田と佐藤があいさつしたときだった。2人共満員の客席を前にして、緊張のためか表情も硬く、自然に笑顔を浮かべる余裕もないように見えた。しかし、お姉さん役の志田は自分の番が来ると、「この映画は家族の愛情やきずなを伝える映画になっています。皆さん今日家に帰ったら、ぜひ家族とは何なのか考えてみてください」と堂々とあいさつ。14歳の“大人発言”に、隣の山田監督も「やられた」という表情で笑みを浮かべ、観客からも感嘆の声があがった。

 次にあいさつした9歳の佐藤は、緊張でほほを真っ赤にして、マイクを持ったまましばらく沈黙。吉永も心配そうに見つめる中、「でんぐりがえしを頑張ったんで、観てください」と一言。そのかわいらしさに会場の雰囲気も一気になごんだ。しっかりもので責任感が強いお姉さんと、天真爛漫(てんしんらんまん)な妹といった感じの2人から、“子役と動物にはかなわない”という言葉が自然と浮かぶ舞台あいさつだった。

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 『母べえ』は、戦争の影が忍び寄る昭和15年の東京を舞台に、母親と幼い娘の2人の姿を通して家族のきずなを描く感動作。山田監督たっての願いで本作に主演した吉永は「山田監督の“魔法の指揮棒”をしっかりとみんなで見つめて、一生懸命に作りました。わたしとって本当に本当に宝物のような大切な作品です」と感慨深く語っていた。

『母べえ』は1月26日より全国公開
オフィシャルサイト kaabee.jp

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