竹内結子、怪しい男たちに囲まれて……わたしは座敷わらし?『チーム・バチスタの栄光』クランクアップ
![やり過ぎないよう演じたと語る阿部寛と、キリリとしたスーツに身を包んだ竹内結子](https://img.cinematoday.jp/a/Y8uFHG_6vTjp/_size_640x/_v_1197529237/main.jpg)
12日、東宝スタジオで映画『チーム・バチスタの栄光』のクランクアップ報告会が行われ、竹内結子、阿部寛、吉川晃司、池内博之、玉山鉄二、田口浩正、田中直樹、佐野史郎、中村義洋監督、そして原作者の海堂尊が登壇した。
同作は、病院内で起こった術中死の謎を解き明かすサスペンス。そんな映画の内容に合わせ、この日勢ぞろいした豪華キャスト陣は、全員シックな装いで登場した。中でも紅一点である竹内は、いつもの女性らしいイメージから一転し、シャープなシルエットのスーツ姿で、その存在感を存分にアピールしていた。事件の容疑者にふんする実力派の共演者たちについて「皆さん、怪しく光っている」と語る竹内は、自身の役柄について「わたし自身、気づいたらそこにいるという感じ。座敷わらし的な怪しさがあるかもしれません」とコメントし、場内を笑いに包んでいた。
一方、竹内演じる心療内科医とともに、事件を捜査する厚生労働省のキレモノ役人を演じた阿部は「変わった役柄ですが、やり過ぎにならないよう、監督と一緒にキャラクターを作っていった」とコメント。その後は俳優陣の“暴露大会”となり、「軽い外傷なら手当できるようになった」(吉川)、「ブタの心臓で手術シーンの練習をした」(玉山)、「池内君からUFOにさらわれた話ばっかり聞かされた」(田口)、「佐野さんが摩訶不思議な本を持ち歩いていた」(池内)など緊迫感あふれるストーリーとは裏腹に、なごやかな撮影現場だったことが明かされた。
『チーム・バチスタの栄光』は大学付属病院を舞台に、心臓手術のエリート集団“チーム・バチスタ”が起こした連続術中死をめぐるサスペンス。原作は現役医師でもある海堂による同名小説で、第4回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞したベストセラー。映画『アヒルと鴨のコインロッカー』の新鋭・中村義洋が監督を務める。
映画『チーム・バチスタの栄光』は2008年2月9日より全国東宝系にて公開
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