ジョージ・クルーニーとドン・チードル、ダルフール賞を受賞
スーダンのダルフール地方で起きている虐殺に対し、多くのスターが世界的な救済アピールを繰り広げている中、ジョージ・クルーニーとドン・チードルが平和賞を受賞した。クルーニーとチードルは、2003年に紛争が始まって以来、解決のための資金を寄付したり、ダルフールに人々の関心を集めるなどの努力をしてきた。2人は、ダルフール救済キャンペーンのためイタリアを訪問し、そこでブロンズ像を授与された。クルーニーは記者会見で「人々が集まって、どれほど状況が悲惨か語り合うようになっているが、実際のところ、状況は何も変わってはいない。もう変化をもたらすべき時が来ている」とコメント。また、世界中の政府に対し、国連とアフリカの共同平和維持活動のためヘリコプターを供給するよう求め「もしも24機のヘリがあれば、400万人の人々を守れる。レイプや拷問、殺人、エイズや飢餓から逃れ、生きるチャンスを与えられるんだ」とアピールした。[12月13日 ローマ]