『続・三丁目の夕日』大ヒットで吉岡秀隆、監督とペアルック、コメントもかぶって息もピッタリ
16日、映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の観客動員300万人突破を記念した、大ヒット御礼舞台あいさつが有楽座にて行なわれ、主演の吉岡秀隆、薬師丸ひろ子、堀北真希、そして山崎貴監督が登壇した。
「監督と衣装がだぶりました、すみません」。開口一番、こう吉岡があいさつして、会場全体がドッと沸き、一気に空気が和んだこの日の舞台あいさつ。その言葉通り、吉岡も山崎監督もハイネックのセーターに黒のジャケット姿でペアルックのようだった。さらに服装だけでなく、コメントまで息がピッタリの2人。吉岡が「この映画は2度目より3度目、4度目、5度目の方が、感動が押し寄せる作品です」と言うと、山崎監督は「2度目がいい、といううわさを聞いていますので(笑)、どうぞ2度、3度と観て、皆さまいいお正月を迎えていただきたいと思います」と続けた。
薬師丸は、本作の韓国での上映会に掛けつけたそうで「国こそ違え、皆さん手をたたいて笑ってくださったり、泣いてくださったりして胸が熱くなりました。この映画に参加できて本当に良かったです」と晴れやかな笑顔で語った。19歳の堀北が「この映画で描かれる昭和34年は、両親もまだ生まれてないくらいの時代なので……」と話したときだけ、客席からはどよめきも起こったが、本作は中学生や高校生たちなどの若年層からも熱い支持を受けている。世代を超えた多くの人々に受け入れられている理由を聞かれた堀北は、「この映画のどこかに、みんなの理想とするものがたくさん詰まっているからではないかと思います」と答えていた。
最後は客席をバックに大ヒット記念の鏡開きが行なわれた。中身は何と“夕日”の色に合わせたオレンジジュース。勝利の美酒ならぬ、大ヒット祝いの“美ジュース”(?)に、まだ10代の堀北も安心して酔いしれて(?)いた。
『ALWAYS 続・三丁目の夕日』は、前作のラストから4か月後の昭和34年の春から始まり、四季を通じて人情温かい物語が展開する。前作の東京タワーに代わり、本作では日本橋が重要なモチーフとして描かれる。
映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』は全国東宝系にて全国公開中
オフィシャルサイト http://www.always3.jp/