4歳のマデリンちゃん失踪事件が映画に
昨年5月、ポルトガルでの休暇中に姿を消したイギリス人少女、マデリン・マッカンちゃんの失踪事件を、映画にする企画が進められている。当時4歳だったマデリンちゃんは、宿泊先のヴィラからこつ然と姿を消し、その後ポルトガル警察によって誘拐の容疑者が挙がったものの、証拠不十分で釈放された。マデリンちゃんの失踪を受け、世界的な援助をアピールした両親も容疑者とされるなど、大きな話題を呼んだ。マデリンちゃんの捜索には、デヴィッド・ベッカムがテレビで協力をアピールしたり、マデリン基金ができるなど大々的な活動が続けられたが、両親は月に5万ポンド(約1000万円)の費用で私立探偵を雇っており、捜索費用は少なくなりつつある。マッカン夫妻と製作会社との契約はまだ完了していないが、この映画企画によって豊富な捜索費用を獲得できることが期待されている。