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大注目の石田卓也、「俳優としての目標はショーン・ペンです!」

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元気な笑顔が最高にかっこいい石田
元気な笑顔が最高にかっこいい石田

 2001年の発売以来、若者から絶大な支持を集めているベストセラー小説「リアル鬼ごっこ」が映画化された。時代設定と原作の西暦3,000年から現代に置き換え、全国の“佐藤さん”をターゲットに「捕まったら死刑」という鬼ごっこが行われている理不尽な世界を描く。2日から公開される本作で、主演を務めた石田卓也に話を聞いた。

 石田演じる主人公の名前は佐藤翼で、当然ながら、このサバイバルに巻き込まれてしまう役柄だ。「とにかく鬼から逃げるっていう設定なんで、走りっぱなしでした。撮影中、走らなかった日はなかったですね」と石田。特にクランクアップ当日は、1日中走らされたそうで「最後の最後、監督が力を絞り取ってやろうと思ったんですかね(笑)」と体力勝負の現場を振り返った。

 もともと原作の愛読者であり、主人公にも強い思い入れがあったという石田は、佐藤翼というキャラクターについて「世代的に当たり前だけど、最初は自分のことしか考えてないヤツなんですよ。それがだんだん妹や友だちを思いやるようになる。そんな変化が魅力です」とコメント。自分との共通点を聞いてみると「頭で考えるより、すぐに行動に移すタイプ。そういう部分は、自分にすごく似てます」と語った。

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 今作に加え映画『グミ・チョコレート・パイン』『東京少年』など多くの話題作に出演し、若手俳優として注目度が急上昇している石田は「ナイーブな役柄にも挑戦したい」と今後の抱負を語る。目標にしているのは、オスカー俳優のショーン・ペンだという。「セリフじゃなくて、目や表情で語ってるところがすげーなって思います。映画を観ていても、ショーン・ペンが演じてるというより、その人物がそこに存在するって思えるんですよ」と石田。ショーンの出演作では映画『ミスティック・リバー』『21グラム』『デッドマン・ウォーキング』がお気に入りだそうだ。

 最後に映画の見どころを聞くと「スピード感たっぷりの作品。ホラーというよりは、アクションの要素が強いんで、とにかくハラハラドキドキしてください!」とのこと。また「家族や友情についても描いているんで、そのあたりも観てほしいです」と作品の持つメッセージを語ってくれた。

 『リアル鬼ごっこ』は累計100万部を超える同名ベストセラーの映画化。石田のほか、谷村美月大東俊介といった若手俳優に加えて、吹越満柄本明らベテラン実力派が顔をそろえている。

映画『リアル鬼ごっこ』は2月2日よりテアトル新宿ほかにて全国公開
オフィシャルサイト onigocco.net

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