ジョニー・デップが受賞の喜び語る!「彼は天才」生コメント公開
13日(現地時間)に記者会見の形式で発表されたゴールデン・グローブ賞ではあったが、見事、『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』で主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を獲得したジョニー・デップが、本作の配給元であるワーナー・ブラザース映画を通じて受賞の喜びを語った。
「このような栄誉を私に与えてくださったことを敬愛するハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)の皆さんに感謝します。特に、あれほどの才能あふれる俳優たちの中から選ばれたなんて、恐縮な気持ちでいっぱいです。HFPAは長年に渡り、私の演技を評価してくださっており、その点でいつも心から感謝してきました。
また、私個人にとって実にうれしい知らせであったとともに、作品全体が評価されたことに私は大きな喜びを抑えきれません。ティムは親しい友人であり、そのビジョンと技量が私たちすべてにインスピレーションを与えてくれる真のアーティストです。彼は天才なのです。私に対する彼の揺るぎない信頼と支えなしでは、今日の私は存在しえなかったでしょう。
また、ミセス・ラベット役で見事としか言いようのない演技を見せてくれたヘレナに対しても心からの感謝と敬意を捧げます。本作のすばらしいスタッフとキャスト、そしてドリームワークス、パラマウント、ワーナー・ブラザース映画の皆さんにはとてつもなく大きな敬意を送らなければなりません。さらに、誰よりもまず先に心からの感謝を送りたいのは、大切な友であり、ずっとエージェントを務めてくれているトレイシー・ジェイコブス、人としてもプロデューサーとしても偉大なリチャード・ザナック、陰で支えてくれたスティーブン・ソンドハイム。
そしてもちろん、私の大事な家族、バネッサ、リリー=ローズ、ジャックには毎日与えてくれている愛情と応援、そして純粋で無条件の幸福にありがとうと言いたい。この映画の受賞は製作にかかわった全員にとっての誇りであり、代表してお礼を申し上げます」
デップは、ゴールデン・グローブ賞に関して過去に7回、ノミネートまではされているのだが、受賞したのは今回が初めて。デップのコメントには、作品にかかわった多くの人々に感謝の気持ちを述べるとともにティム・バートンに対するあふれんばかりの信頼が表現されていた。
また、作品賞(ミュージカル・コメディ部門)も受賞している本作の監督のティム・バートンは「受賞の知らせを聞き、とてもうれしかった。このような賞は多くの才能あるキャストとスタッフの労力を認めてくれるものであり、この受賞によって、本作のような独特な映画に、より幅広い層の皆さんが興味をもってくれたら、と思っています」と受賞の喜びを述べた。
『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』は1月19日より全国公開
オフィシャルサイト wwws.warnerbros.co.jp
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